世界に一つだけのバッグ【グリーンバッグ】
¥7,700
今はもう作られていない【青梅夜具地】をバッグに仕立てました。
世界に一つしかない一点ものですが、価格はリーズナブルに設定しております。
手元にある生地もそう多くはないのですが、多くの方に知っていただきたいという願いを込めて作っています。
和柄ですが、どんなお洋服にも合わせやすい色合いです。
そして世界に一つのバッグは大変目を引きます。
がま口の金具は開け閉めが楽で使いやすく、デザインも素敵ですよ!
写真のようにがま口にボタンでとめているので、金具から外してお洗濯可能です。
押し洗いで優しく洗ってください。
G~ンズスタイルはもちろん、ワンピースなどに合わせても可愛いです。
一点一点柄を合わせながら、丁寧に時間をかけて作っております。
【サイズ】
バッグ部分 幅 約34cm 縦 約24cm
金具部分からの 縦 約37.5cm
【青梅夜具地について】
青梅夜具地とは大正から昭和にかけて東京都青梅市で織られていた布団地などの木綿織物です。そしてその前身にあたる綿織物を青梅縞といいます。
青梅縞は享保年間頃から東京都青梅市周辺で織られる様になった染織品で、古くは経糸もしくは緯糸に絹糸を入れ木綿と交織することで布味が通常の木綿布とは異なり軽く柔らかいのが特徴でした。当時の最高品質の縞木綿は超極細の綿糸を織り込むことにより、まるで絹布のような布味を持つインドから渡ってきた唐桟留という綿織物であり、それに少しでも近づけようとしたための工夫でした。
そのためか青梅縞は安いものではなく、木綿の並み品では満足しなかった客層が買い求め、ある種のファッションアイテムとして遊客などにも知られる存在となりました。
青梅縞の最盛期は1878年(明治11年)頃と云われております。当時の綿織物で主流であった藍染は江戸・東京の町民文化を代表する色であり、藍染された青梅縞はその一役を担っておりました。
天然染料の藍は綿を堅牢な布帛にし、抗菌・防虫効果もあるとされ日本の木綿文化において欠くことのできない要素です。
しかし明治後半にもなると人工染料による粗悪な青梅縞が多く出回るようになり受注と信用を落としてしまい「青梅縞一切取扱不申」と織物問屋に札が掲げられるほどでした。
その危機感から生まれたのが青梅夜具地です。
『呂藝(ろげい)さんの記事から』